2014年12月29日

3年後期からの授業

3年生後期からの授業について今日は紹介したいと思います。

私の大学では臨床医学の授業は分野別のコースに別れています。
3年の後期は循環器、呼吸器のコース、消化器のコース、そして1月からの内分泌、代謝のコースの大きく3つに分かれています。

授業の進行は普通の講義+チュートリアル教育という形式で行われています。
チュートリアル教育とは少人数(6〜7名)のグループによる自主的な学習のこと。
週に1,2回ほどシナリオと呼ばれる症例(患者の症状、身体所見、検査所見、治療方法等)を読み、不明な点を議論してまとめ、分担して次回までにレポートとして調べてくるという形式です。
グループは各コースごとに変わって、学年の大半の人と一度は同じグループになるという感じだと思われます。

メンバーによってグループ学習の雰囲気もだいぶ異なり、真面目に時間いっぱい議論をするところもあれば、さっさと終わらせるような雰囲気が強いグループもあり。
特定の人が喋ってばかりのグループもあれば、あんまり活発に議論が行われないグループもあるようです。

授業は解剖、病理、薬理、生理、内科、外科等が交互に授業を行い、試験はコースの終わりにまとめて1回という感じです。
半期の3コースのうち、2コース以上が追試にかかると追試は受けられず即留年決定というシステムであり、このシステムのお陰で、すでに留年が決まった人もいます。
私の友人はこのシステムの餌食に。
試験は1ヶ月〜1ヶ月半程度の授業が全部試験範囲になるため、なかなか大変。
勉強していてもやり方を間違うと落ちてしまいます。

試験は5つの選択肢から1つないし2つを選ぶ形式。
試験後はぎりぎりの点数で落ちた人が不適切な出題を探すのが恒例です。
問題の削除や、正解が増えることで繰り上げ合格が毎回数名出るためです。

今のところ、まずはコースの試験のための勉強がメインなので、試験によく出るところしか覚えられておらず、まだまだ体系的な理解はできていないなぁという印象です。
また、今まで以上に単純暗記が増えていて辛いなぁというのも正直なところ。
前回の記事にも書きましたが、ある疾患の好発年齢とか、性別とか、後発部位とかを覚えるのが辛い辛い。
実際の診療の際には大事な情報ですし、覚えなければいけないのですが。
もちろん理論的にその答えが導ければ覚えやすいんですけれど、大半はとにかく覚えてくださいという感じ。
そして、そのなぜ?を自分で調べだすといくら時間があっても足りない。
だからとにかく丸暗記という感じです。

あと、医学はとにかく不完全な学問なので、なんで効くのかわかりませんが、とか、まだ発症のメカニズムはわかっていませんが、みたいな説明が授業に普通に入ってきます。
理工学部にいた身としてはなかなか新鮮ですが、これまた単純暗記を助長する要因となっているなぁと思います。
医学部じゃなくて理学部とかに進学しとけばよかったなぁという声を聞くことも。

ま、逆にいうと時間をかけて暗記をすれば誰でも医学部の勉強は出来るでしょうという気もします。
とにかくあと1年ちょっとこんなかんじで勉強を続けて、CBT、OSCE、BSLと続いていくのだなぁという感じです。

他の大学も似たようなかんじなんでしょうかね。
ラベル:3年生
posted by ヒル at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 医学部生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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