2012年12月02日

再受験体験記G -2011年1月〜6月(退社まで)-

2011年1月〜6月(退社まで)

■ 早く会社を辞めたい
正式に再受験を目指し仕事をやめると決断してしまってからは仕事に行くのが本当につらくなってしまった。仕事に身が入らないし、どうせあと半年で辞めてしまうのだからという思いがいつも頭にちらついてしまう。上司は部下を成長させるために新しい仕事を任せようとしてくるわけだが、それをなるべく交わして過ごしていた。長期的な話をしていても、そのころには自分はいないしなぁなんて考えてしまったりして…。早く仕事を辞めるということを言って楽になりたかった。

3月、東日本大震災。この地震は医者になりたいという思いをより一層強くさせた。自分の仕事が無意味なものに思えてしょうがなかった。私が勤務していた会社が作る製品が人々の生活を豊かにすることは間違いない。でもそれ以前に人々の生活にはもっと大事で不可欠なものがある。そういう思いがより一層強くなった。1週間程ニュースに釘付けで勉強はしなかったが、なんとかテレビを消して勉強を再開。

結局ゴールデンウィークの直前に課長に退職の旨を告げた。退職の旨を告げた後、初めて課長と二人で飲みに行き、色々と話した。課長は思いのほか自分を評価していてくれたことを知り嬉しかった。課長が色々と昔話をしてくれた。昔は獣医になりたかったけど、自分はそこまで頭がなかったからあきらめたこと。会社に入ってからも仕事はそんなに面白くはなかったけど、海外に行ったりする仕事は楽しかったから仕事を続けられたということ。自分は家族のために仕事をしているということ。仕事が好きそうな課長も実は仕事を面白くないと感じていたという話を聞いて少しほっとしたのをよく覚えている。

しばらくして課内や部内の人にも会社を辞めることを告げた。仕事を辞めるにあたり、色々な人の仕事観を知ることが出来た。意外にも結構多くの人に仕事を辞めるのが羨ましいと言われた。自分にはそんな勇気がないという人もいた。
みんな仕事の内容に色々な不満を抱えながらも仕事を続けている。ローンなどを組んで、辞めたくても辞められない人もいるだろうし、今の仕事を辞めてまでやりたい仕事が見つからない人もいるのだと思う。

色々な不満を抱えながらも、きちんと仕事をこなしている人達は全て尊敬に値する。私はただ逃げているだけなのかもしれないと思わされた。でも、自分が目指したい仕事が見つかり、より積極的に前へ進もうとしているのだからいいじゃないかと思い込むことにした。そして、そういった目標を目指すことが出来る環境にいる自分はなんと恵まれているのだろうとも思った。

6月末日付けでの退職だったが、有給をほぼ消化できたので、6月の第1週が実質の退職日となった。わずかながら退職金も出たし、最後のボーナスも頂いたし本当にいい会社に勤めさせてもらった。職場環境も大変良好だったし、給与だって決して悪くない。一般的に言えばこんなホワイトな会社を辞めるなんてもったいないにも程があるというところだろう。これで医学部に受からなかったら本当に大馬鹿者だ。絶対に失敗は出来ないと改めて思った。

仕事を辞めるのはやはり勇気がいることだったが、その一方でようやく勉強に集中できるとワクワクもしていた。後日同僚だった人にメールをもらったのだが、最後の出社日の私は晴れやかな、とてもいい顔をしていたそうだ。心境が表情に表れていたのだろう。
こうして私のサラリーマン生活は終わった。

ちなみに会社には最後まで医学部を目指すということは言わなかった。人事からどうして辞めるのかということを聞かれたりしたが、資格の取得を目指そうと思っていますとぼやかして済ました。合格してから個人的に課長に報告する形になった。


■ 勉強サイクル
この頃から週末はほぼ勉強に使うようになった。他の予定は極力入れない。平日も全く何もしないのではなく、1科目でも勉強するように心がけた。そのため、勉強のペースは多少上がった。


■ この頃の勉強・英語
徐々に英語の勉強量を増やし始めた。文法がある程度頭に入ったので、英文読解の透視図を始める。それに加えて単語・熟語・例文暗記もやりはじめた。英作文はまだやらない。リスニングも特に対策はしていない。
英文読解の透視図はやはりかなり難しいがゆっくりと読んで頭に入れていく。長文を読みながら、自分が誤読しやすいパターンを探していく。また、出てきた単語で分からないものはエクセルにまとめる。

このころはまだ、あまり実戦的な問題演習には手をつけていない。とにかく基本的な知識を詰め込むのみ。英語はこの作業が一番面倒で辛い。何より英語力が伸びている感じがしないからである。だが、地道な努力は後々英語の実力を急速に高めてくれる。我慢して同じ事を延々と続けることが大事だと思う。

-この頃の使用参考書-
英文読解の透視図 河合塾
解体英熟語 Z会出版
Duo 3.0 +CD アイシーピー
ドラゴンイングリッシュ(例文集) 講談社


■ この頃の勉強・数学
数学は相変わらず青チャートと格闘。結局数V/Cが一通り終わるのが4月の末になってしまった。1冊平均3ヶ月近くかかっている。VCが終わったらTA・UBの2周目。1回目で間違えた問題を中心に復習していく。1周目は時間がかかったが、2周目はそれなりに早くすすめられる。

チャートをやっていると、すぐに解ける問題もあるし、少し考えれば解けそうな問題もそれなりにある。もちろん全く解けない問題もあるが、すぐ解ける問題と少し考えれば解けそうな問題はなるべく自分で解くようにした。そして解けない問題はあまり時間をかけずに解答を確認して、解答を理解するようにして進めていた。復習では自分で解くことが出来た問題はやらず、出来なかった問題のみに集中する。こうして反復するスピードを上げていく。

-この頃の使用参考書-
青チャート 数研出版


■ この頃の勉強・物理
解法と発想のルールを一通り解き終え早くもそれなりに仕上がってきた。そのため、解放と発想のルールの復習に加え駿台のセンター形式問題集(いわゆる青本)を解き始める。解いてみると8割〜9割程度の得点でいまいち伸びない。センター特有の問題に対応出来ておらず、センターには特別の対策が必要かもと感じるようになった。ただ、仕事をしながらの半年程度の勉強でもセンター形式で8割以上は確保できるのだから、順調といえるだろう。

-この頃の使用参考書-
大学入試センター試験実戦問題集物理I 全国入試模試センター
為近の物理I・U 解法と発想のルール 学研


■ この頃の勉強・化学
化学が面白いほど分かる本を一通り読み終え、重要問題集を解き始めた。化学が面白いほど分かる本の復習は継続。一問一答も通勤時間に欠かさない。重要問題集が思っていたよりもすらすら解けて安心するとともに手ごたえを感じる。知識的な穴はまだまだあるが、物理よりも時間をかけていることもあり、こちらも今のところ順調そうである。

-この頃の使用参考書-
大宮理の化学が面白いほど分かる本 中経出版
一問一答まる覚え化学T/U 中経出版
重要問題集 数研出版


■ この頃の勉強・国語
古文文法は継続して行い、古文の単語も覚え始める。漢文の早覚え即答法も少しずつ読み始める。しかしながらちょっとやったくらいではぜんぜん頭に入っていかない。まだ仕事をしているので、1回1回の勉強の合間に間隔がありすぎて定着しないのが問題である。ここら辺はかつて一度それなりに勉強した理系科目と同じようにはいかない。
私の場合、国語に関しては少しまとめて時間を取るべきだった。国語が苦手な人は理系科目だけに気を取られず対策を早めに行うことを薦めたい。

-この頃の使用参考書-
速読古文単語 Z会出版
望月古典文法講義の実況中継 語学春秋社
イメトレまる覚え古文文法 中経出版
漢文早覚え即答法 学研


■ この頃の勉強・地理
地理も比較的早い段階で仕上がっていたので、参考書の復習と並行して青本を解き始めた。しかしながら解いてみると8割程度しか取れない。今思えばセンターよりも難易度的に難しいもので8割はかなり上等なのだが、このときはまだ青本がセンターよりも難易度が若干高いということに気づいていなかった。お陰で、なかなか9割は厳しいな、なんて思っていた。

地理はある程度大枠の知識を参考書で得たら、後は問題演習をしながら細かい知識をつけていくことが大事なように思う。この頃はまだ細かい知識が不十分だった。8割台が続くので、地理をやめてほかの科目にしようかと画策したりもしたが、結局中途半端になりそうなので地理と心中することを決意。結果的にはこの判断は成功だった。うまくいくか不安を抱えつつも、きちんと勉強を続けたのがよかったのだと思う。

-この頃の使用参考書-
瀬川センター地理B講義の実況中継 2冊 語学春秋社
大学入試センター試験実戦問題集地理B
posted by ヒル at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 再受験体験記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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