2012年11月21日

再受験体験記E -2010年7月末〜12月 その2-

■ 物理
物理はかつての受験の際は一番得意科目だった。物理は少しやれば勘が取り戻せて、ある程度のレベルまではすぐに到達出来ると思っていたため、まず基本をざっとおさらいして、一通り理解できたら実戦的な問題を早いうちから解いていくという事を考えていた。参考書として選んだのは以下の物。

為近の物理I・U 解法と発想のルール 学研

力学・電磁気と波動・熱力学・原子の2冊に分かれている。この参考書の最も気に入っている点は、各章毎に基本的な部分から解説がなされ、途中に簡単な問題が散りばめられ、最後に大学(国公立の記述)の受験問題で実戦的な力をつけるという構成である。各分野毎に練習問題も収録されている。1冊で基礎から2次レベルの学力を十分に養う事が出来そうな参考書である。これは私のイメージにぴったりと当てはまる参考書だった。迷わず購入。

■ この時期の勉強 -物理-
1回に1章ずつのペースで解法と発想のルールを進める。力学が終わったら電磁気に進み、同時に力学の復習を行う。このようにして、一つの分野をやる期間が大きく空き過ぎないように気をつけた。


■ 化学
物理と異なりかつての受験の際は苦手だった化学。大学でも化学の授業はほとんどなかったので、昔のレベルから伸びることが出来るのか不安な科目であった。そのため、教科書代わりのとにかく優しい参考書を選び基本からじっくり読んでいくことにする。

選んだ参考書は以下のもの。

大宮理の化学が面白いほど分かる本 中経出版
一問一答まる覚え化学T/U 中経出版
重要問題集 数研出版

化学が面白いほど分かる本は理論・無機・有機と3冊に分かれており、1冊1冊も結構しっかりした厚み。全部読むのは大変だが、各章毎に簡単な問題もついているので、説明を読んで問題を解くというサイクルを丁寧にまわしていくことにする。

一問一答は主に電車の中で使う。化学は暗記が占める部分が物理に比べ多いので、反復が大事だと考えた。そのため通勤の間に持ち運べるコンパクトな本は必須である。この本は結局センター試験の会場にも2次試験の時にも持っていくこととなった。自分で書き込めるスペースがあるので、他の参考書で学んだ内容を随時書き込み内容を増やしていく。

重要問題集は昔も使っていたこともあるし、やはり今の受験においてもこれを1冊やればほぼ大半の医学部に対応できるという評判だったのでチョイスした。

■ この頃の勉強 -化学-
化学が面白いほど分かる本をゆっくりと1章ずつ読んでいく。理論→無機→有機と進め、理論が一通り終わったら無機の範囲と理論の復習という感じで進めた。物理と同様一度勉強した範囲を復習するまでの期間をなるべく空けないようにする。

通勤の電車ではひたすら化学Tの範囲を一問一答まる覚え化学で叩き込む。最初は1周するのも結構大変だが、繰り返していくうちにかなりの早さで復習できるようになる。何回かやっても間違えてしまうところは重点的に覚えるようにする。重要問題集はひとまず放置。

勉強をしてみると思っていたよりも、理解出来ないというところはない。参考書が分かりやすいためかもしれないが、これなら化学も何とかなりそうかなという気がしてくる。


■ 国語
高校時代もあんまり授業をちゃんと受けず、本当に勉強するのは久しぶり。このときは根拠もなく、古文と漢文やれば何とかなると思っていた。これは大きな間違いだったのだが…。ひとまず古文と漢文の対策に以下の参考書を買う。

速読古文単語 Z会出版
望月古典文法講義の実況中継 語学春秋社
イメトレまる覚え古文文法 中経出版
漢文早覚え即答法 学研

基本的な参考書ばかり。イメトレまる覚えは通勤の際に使うため。漢文は定番の早覚え。

■ この頃の勉強 -国語-
ひとまず国語も英語と同様文法から。漢文は古文に目処がついたらとし、古文からスタート。家では望月古典を読み、電車ではイメトレまる覚え古文文法を使い、望月で読んだ部分を繰り返し復習。ただ、国語はまだそこまで頻度を高めて勉強していなかったので、なかなか覚えることが出来なかった。どうしても優先順位が低かったので、やるならもう少し集中的にやるべきだったかもと反省している。結局大して身にならず後で痛い目をみることになる・・・。


■ 地理
センターは国語がどうなるか分からないため、社会に関しては限りなく満点が欲しいと思っていた。元々地理が得意だったので、地理にしたいが、地理はなかなか満点が難しいという評判もある。そのため、他の科目も検討する。いくつかの科目でとりあえずセンターの問題を解いてみた。

結局他の科目が概ね5割程度の中で、地理は無勉でも7割以上取れるという結果だった。あまり社会に時間を使いたくないし、このスタート地点のアドバンテージを生かさない手はないと思ったので、結局地理にすることにした。本番では9割取れればよしとする。

国語や社会などのセンターのみの科目はセンター3ヶ月前くらいから勉強する人も多いようであるが、私は出来る限り地理の失点を抑えたかったので、継続的に少しずつ勉強していくことにした。
チョイスした参考書は以下のもの。

瀬川センター地理B講義の実況中継 2冊 語学春秋社

系統地理編と地誌編に分かれており、一通りの範囲をカバーしているので購入。他の参考書をあまり読んだことがないので比較は出来ないが丁寧に書かれた良書だと思う。

■ この頃の勉強 -地理-
1回に1〜2章ずつ読み進める。系統地理が読み終わったら地誌と系統地理の復習を同時並行で。


■ 勉強サイクル
勉強するにあたり、各科目の時間配分を考える必要がある。この頃は仕事をしていたし、遊びの誘いなどがあれば基本的には断らなかったので、勉強できる時間は不定期であった。そのためノルマなどは設定しづらい。
悩んだ挙句科目毎に、1回にやる分量を設定し(参考書の1章分とか、例題6問分とか)各科目を順番に回していくことにした。
数学→英語→物理→国語→数学→英語→化学→地理のような感じである。

私は受験が終わるまで一つの科目を集中的にやる日を設けたりすることはしなかった。特定の科目が穴になっている場合(特に理系科目)は、その科目を集中的にやって苦手を克服してしまうというのはありだと思う。だが、私はそこまで科目間の学力差はないと考えていたので、とにかく全ての科目をぐるぐる回すようにした。特定の科目を集中的にやると、その分他の科目からは遠ざかることになる。結局全ての科目を一定のペースでやるのが自分としてはベストだと考えた。

新しい分野をある程度勉強したら適宜復習も入れることを心がけていた。
今振り返るとこの頃は殆ど勉強が進んでいない。それもそのはずで、平日の仕事後は疲れていてほとんど机に向かうことが出来なかったし、週末も土日のどちらかは出かけていたりして実質週に1日しか勉強していないという週も結構あったためである。そのため、上記の勉強を長い期間をかけてやっていた。
posted by ヒル at 20:57| Comment(4) | TrackBack(0) | 再受験体験記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも勉強になる記事で更新を楽しみにしてる者です。たぶんヒルさんと同年齢くらいかと思います。

私も今年の三月から受験勉強を始めました。勉強は10年振りで理系でもなかったうえに英語等にも一切触れず過ごしてきたのでスタートの学力はヒルさんの半分以下かと思います。

仕事と子守りしながらなんとかここまで1200時間くらいの勉強です。五年くらいはあきらめないで勉強してみようかなとは思ってます。

今週末は初めて模試(河合塾のセンタープレ)受けるのでせめて全科目平均点くらいはとりたいなと思ってます。

Blog参考にしながら受験勉強続けてみようと思います。また更新楽しみにしてますね。
Posted by kb0484 at 2012年11月21日 22:43
いつも更新を楽しみにしています。

センター国語の点数が伸びずに悩んでいます。
現代文の参考書は買いましたか?

Posted by rino at 2012年11月22日 17:49
>kb0484さん

コメントありがとうございます。

家庭を持ちながら受験に挑まれる方は本当に尊敬致します。
なかなか勉強時間をとるのも大変だと思いますが、是非是非頑張ってください。
模試うまくいくといいですね!

Posted by ヒル at 2012年11月22日 22:19
>rinoさん

コメントありがとうございます。

この時期はひとまず現代文の参考書は買いませんでした。
ですが、後々色々と現代文の参考書も買いましたよ。

使った参考書一覧を記事にしてありますので、ご覧になってください。
Posted by ヒル at 2012年11月22日 22:22
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